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2025
05
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30
Fri
患者さんとの信頼関係を築くためにできること〜ミントセミナーで学んだ4つの気づき〜

先日、私は歯科衛生士としてのスキルアップの一環として「ミントセミナー」に参加してきました。このセミナーは、「カリエス(虫歯)予防」「接遇とモチベーション」「レントゲンの読み方」「プロービング(歯周ポケットの測定)」の4つのテーマで構成されており、どれも日々の診療に直結する内容ばかりでした。

セミナーを通して感じたことは、技術的なことだけでなく、患者さんとの向き合い方や自分の仕事に対する姿勢など、基本的なことを改めて見直す貴重な機会だったということです。

講師の先生の『経験』に学ぶ

特に印象的だったのは、講師の先生がご自身の失敗談を交えながら話してくださったことです。単に「こうすべき」と言うのではなく、「こんな失敗をして、どう乗り越えたか」という話はとてもリアルで、私たちにとって身近に感じられました。そのため、同じような場面に直面した時の具体的な対応方法がイメージしやすく、即実践につなげられる内容でした。

傾聴と観察力の重要性

私は現在、治療のアシスタントに付くことが多いのですが、今後は患者さんともっと信頼関係を築き、主訴(困っていることや気になること)を自然に引き出せるようになりたいと考えています。

そのためには、ただ技術を磨くだけではなく、「傾聴力」や「質問力」、そして「観察力」を高めることが大切だと気づきました。例えば、セミナーで紹介された「目は口ほどに物を言う」という言葉はとても印象的でした。患者さんの目線やまばたきといった非言語的なサインから感情を読み取り、それに応じた接し方を選ぶことで、安心感を持っていただけるコミュニケーションが可能になります。

小さな工夫が大きな信頼に

セミナーで学んだ内容の中には、すぐに実践できるものも多くありました。たとえば、患者さんが話しているときに頷く回数を意識するだけでも、「話を聞いてくれている」という安心感につながります。また、レントゲンの読み方を丁寧に説明する際には、難しい言葉を避けて分かりやすく伝える工夫も重要だと感じました。

今後の目標と学びたいこと

今回のセミナーを通じて、今後さらに学びを深めたいテーマも明確になりました。それは「スケーリング・ルートプレーニング」「歯周病」「歯列矯正」についてです。どれも患者さんの健康を長く支えるために欠かせない知識と技術であり、今後の研修や実務の中で積極的に取り組んでいきたいと考えています。

このような研修を通じて、自分自身の成長を感じることができると同時に、ゆら歯科クリニックの一員として、患者さんにより良いケアを提供したいという気持ちが一層強くなりました。今後も積極的に学びを深め、患者さんに信頼される歯科衛生士を目指して努力していきます。

【監修者・クリニック情報】

監修者 歯科衛生士T

📍 ゆら歯科クリニック
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