患者A男さん
「歯を一本抜いたらどうなるの?・・・」
「インプラントのメリットデメリットを教えて」
そんな疑問にお答えしていきます。
ゆら歯科クリニックでは、開業してから16年、これまで1000症例を超えるインプラント治療を行ってきました。院長が得意としている治療の1つでもあります。
患者さんから
「インプラント治療の名前は知っているけど、どんな治療時にする治療かいまいちわからない」
「インプラントメリットデメリットをわかりやすく教えて欲しい」
そんなご質問を受けることがあります。
今回はブログの中で皆さんにわかりやすく、簡潔にご案内していきたいと思います。
ブログですので、不特定多数の方が閲覧されます。お口の中の状況は千差万別。人によって変わってきてしまいます。興味を持たれた方、疑問に思われた方は無料相談を行なっておりますので、お気軽にご相談ください。では、いきましょう。
インプラント治療とは、歯を失った方にチタンで作られた材料を失った歯の部分に埋め込み、人工歯を取り付け歯を補う治療のことです。
虫歯や歯周病、事故などで歯を失った方が、歯を失った場合、差し歯や入れ歯、ブリッジという治療法がありますが、健康な歯を削り、外れないようにしないといけないため、違和感や健康な歯を削ることに対する不安感が残る方もいます。
両隣の歯を削らずに、健康なまま、今までと変わりのない生活が送ることができる治療法。それがインプラント治療です。
失った歯にインプラント体を埋入し、人工歯を取り付けるので、見た目は以前の歯と同じです。両隣の歯に負担をかけるわけでもないため、今までと同じように食事ができます。
先ほどもお話しした通り、失った歯の部分に埋め込むので、口の中を覗き込まれない限り、インプラントをしたことがバレることはありません。
・他の歯に影響を与えない
以前の歯と同じような機能を持つため、1つの歯として機能し、他の歯に影響を与えることがありません。
基本的には、部分麻酔ですが、30分〜1時間程度のオペが必要になります。ちなみに、単純に歯を削ってインプラン体をお口に埋め込む手術でしたら、20〜40分しかかかりません。麻酔やご説明、お手洗いのお時間を入れて、おおむね30分〜1時間でしょう。
インプラントは手術です。感染症のリスクが潜んでいます。その中でもインプラント周囲炎が最も注意が必要な感染症です。
インプラント周囲炎とは、インプラント周辺の組織が歯周病に感染した状態、インプラントの歯周病とも言えるでしょう。
天然歯に比べ、炎症への抵抗力が低いため、一度細菌感染を起こすとインプラントを埋入した辺りの骨の吸収が急激に進行します。自覚症状が出にくく、気が付いたときには重症化し、インプラントを除去しないといけないというケースもあります。ただ定期的な歯科衛生士によるメンテナンスやご自身のセルフケアにより感染予防が可能です。
インプラント治療は基本的に自由診療となるため、費用が高額になる傾向があります。当院でも1本あたり約30万円。複数のインプラントを埋入する場合はその分費用がかかります。しかし、インプラント治療にかかった費用は医療費控除の対象。その他にご自身にかかった医療費や同居のご家族の医療費を集めて申告することもできます。
医療費控除については詳しく神奈川県歯科医師会が出しているコラムがわかりやすいですのでご覧ください。
確定申告が必要ですが、税金を計算する際に所得から治療費の一部を医療費控除として差し引けるため、実質的な治療費の負担を抑えられます。
いかがでしたでしょうか?
それではまとめます。
・自分の歯で噛む感覚に近く、他の歯を傷づけない。
・他人にも気づかれにくく、見た目、機能性ともに優れている
インプラントを埋め込む時間は5分程度だが麻酔や説明などを含めると30分から1時間ほど時間がかかる。
・インプラント周囲炎になると骨が吸収されてインプラントが外れる可能性がある。
あなたの現状や生活状況によっても提案内容は大きく変わります。
まずはかかりつけの歯科医院へご相談ください。ゆら歯科クリニックでもインプラント治療に関心のある方は、無料の相談も受けております。ぜひスタッフにご相談ください。
ゆら歯科クリニック
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